Pacifica先輩がやってきました! -- Pacifica 904
先日、新品のYamaha Pacifica 611 VFM(ヤマハ パシフィカ 611 VFM)を買って喜んでいたら、知り合いが「Pacificaのプロトタイプ品を持っているよー」ということで、借りてきましたw
右が借りてきたプロトタイプ品。型番を見るとPacifica 904となっていました! ボディはナチュラルフィニッシュです! どうやらアッシュトップのアルダーボディーらしいです。ボディーはPacifica伝統?形状ですね。
重さもほぼ同じくらいです。
ピックアップはYamahaオリジナルピックアップが付いているようです。ブリッジピックアップはハムバッカーというより、ダブルシングルコイルとなっているようです。TONEノブを押すことによってシングル、ダブルと切り替わります。音的には確かにシングルコイルが2つ鳴っている感じで、611についているCustom5とは明らかに違います。
Pacificaのロゴが違いますね。文字もパールになっていて高級感はあります★
ヘッド表面はクリア塗装されていました。
一番の違いはネックのジョイント方法ですね。611の方は通常のよくある金属プレートでボディとネックを留めていますが、904の方はプレートを使わずにボディ直接ボルト止めになっています。その御蔭でヒール部分を丸くすることができ、ハイポジションも弾きやすくなっています。あとジョイント部分のネックの厚さがすごいです。ボディより全然分厚いw
それとネック裏側はサテンフィニッシュになっていました。握ったフィーリングは仕上げとともにFujigenのExpertOSに似ていました。Fujigenではスムースグリップと言うみたいです。
指板も611より若干広めで、指板表面のRもコンパウンドラディウス(300R - 400R)となっていました。611はその間を取ってか350R通しですが、それも悪くない感じ。
でもね、611でも実はそんなにハイポジションがひきにくくないのですよ。ネック全体が薄めにできていて、ジョイント部分直前までネックにRがついているので、うまいこと親指を持っていくことができて、手の小さい自分でもラクラク指が届きます。
ネックにはクリア塗装されているので、ちょっとだけポジション移動はしにくいです。そのかわり汚れにくいんですけどね。
チューナー(ペグ)にはロック式のものがついていました。Groverのものに似ていますが、Groverとは刻印されていませんでした。(611はGroverのロッキングチューナー)
あとネックはWarmothというブランドのものを使っているようですね。
昔のYamaha製品ページ(1993年)を見ると、Pacifica 904は定価が17万円でした! FujigenのExpert OSも似たようなスペックではありましたが、それでも14万円ぐらいでした。
ただ、611がスペック的にも作りの良さからしても6万円ちょっとで買えちゃうのが奇跡ですね!!
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