K&R Distortion オペアンプ比較テスト
先日組み上げた、K&Rエフェクターキットシリーズ「Distortion」ですが、今回はオペアンプを交換してみました。
ちなみに、先日、C3にパラで追加したコンデンサはちょっとブーミーになりすぎるので取り外しちゃいました(^_^;)
で、テストで使ったオペアンプは4つ。
TL072CP ... テキサス・インスツルメンツ社製、エフェクターキットに付いてきたオペアンプ。ディストーション系では定番(?)
NJM4580DD ... 新日本無線のオーディオ用オペアンプ。
LM358N ... フェアチャイルド社製、汎用オペアンプ。
NJM4558DD ... チューブスクリーマーなどオーバードライブでよく見るオペアンプ。
比較動画を作って、YouTubeにアップしてみました。なお、クリッピングダイオードは2N7000というMOSFETに交換してあります。
テスト環境:
ギター: Jackson Pro Series Soloist SL2 MAH
アンプ: H&K TubeMeister 18 (Clean Ch)
スピーカーシミュレーター: DigiTech CabDryVR (プリアンプアウトから接続)
それぞれを試してみた感想は、
NJM4580DD ... かなりファジーな感じ。Toneを12時より時計方向に回していくとどんどん「ファズ」な音色になる。あるセッティングでは使える音が出せるが、スイートスポットが狭い(>_<) 軽く歪ませた音が全く使えない感じ。
LM358N ... 若干ファジーな印象。4580DDに比べると気持ちこもり気味な感じ。Toneを絞っていけば使える感じ。ただ、雑味があってあんまり「音楽的」な感じがしない(^_^;)
NJM4558DD ...なんとなくどこかで聴いたことのあるような音色(笑)上記2つに比べると使える音がだせる。キメも細かい感じ。
TL072CP ... 入力がJFETということでバイポーラタイプに比べると真空管的な歪が得られる。キットに付属してきているだけあって、一番使える音が出せて、歪も気持ちが良い。
ということで、オペアンプはTL072に落ち着きました(^_-)
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