BOSS DS-1 モディファイ -- クリッピング&低域改善
DS-1はもう改造はしなくていいや、、と思いつつどうしてもこいつをまともに使えるようにしたいと思い、ちょっとずつ改造しています。
まずはクリッピングダイオードの変更です。
ストック品では1N4148(?)がついていたので、それをシリーズに2個ずつにしてみました。
最初は青色LEDを使ったのですが、Vfの大きさゆえ出力が大きくなったのはいいのですが全然歪まなくなってしまったので、ダイオード2個シリーズに落ち着きました。
D4, D5それぞれを1N4148x2に交換しました。
歪も落ち着いて、出力も上がっていい感じになっていたのですが、今までのモディファイも含めてどうしてもLOWが出過ぎます。単体で弾いている分にははまぁまぁ気持ちいいのですが、アンサンブルに入れるとじゃまな感じです。
ちなみに、MXRから出ている'78 distortionというのは、このDS-1をそれこそモディファイしたものだとネットの記事で読んだので、手持ちの'78 distortionとモディファイしているDS-1を比較してみました。たしかにそっくりですし、ストックDS-1のいやなところがだいぶ改善されています。特にTONEはセンターが使えるようになっていました。
低域を改善すべくいろいろとネットでのモディファイ方法を勉強してみて、コンデンサーC3の値を小さくすると低域が改善されるとのことでした。
C3の値を0.047uFから0.033uFに変更。
そしたら、いままで嫌な?低域がスッキリして、気持ち出音も明るくなりました。歪感は以前より小さくはなりましたが。また全体的にレスポンスも良くなりました。
同じフィルムコンデンサーなんで、交換後も見た目は以前と変わらないです。
さっそく録音して比較してみました。
まずは、C3変更前と後。
そして、ストックのDS-1とモディファイしているDS-1
変更の前後では録音ではちょっと分かりづらいですが、それでも弾いている分にはかなり違いを感じました。
そしてストックのDS-1と比較してみるとかなり違っていました。
なんかビヨンビヨンした感じがほとんどなくなりました。これなら普通に使えるなって思いました。TONEの改造も考えましたが、そう大きく出音が変わる気もしないのでそのままです。センター位置は使いづらいですが、そこは今までも使っていませんでしたからねw
0コメント