BOSS SD-1 もうちょっとモディファイ
先日、DS-1のバイパス音を録音して調査したのですが、本日はSD-1のバイパス音を調査してみました。
DS-1に比べると、SD-1の方はちょっと音量が下がるのが気になったので、もうちょっとモディファイを行ってみました。
バイパス音の通り道を調べていくと、C9, C10(青丸)は交換してあるのですが、C8(赤丸)は交換してありませんでした。
C8を0.047uFから0.47uFに交換してみます。ここはバイパス音、エフェクト音ともに通るのでどちらも音が変わってしまいますので、容量アップはやや控えめにしています。
フィルムコンデンサー0.047uF(左)をメタライズドポリエステルフィルムコンデンサー(←長い)0.47uF(右)に交換!
だんだんモディファイ品っぽくなってきました(笑)
SD-1を外した状態と、SD-1のバイパス音(エフェクトOFF)の音を録音して比べてみました。演奏はいつものtc electronic DITTO LOOPERです!
前半はSD-1を繋がずにDITTO LOOPERからアンプへ、後半はSD-1をつないでバイパス音をアンプにいれて録音しています。0.4dBぐらいピーク値が下がっているのですが、聴いた感じではほぼ気づかないレベルですね。若干低域は削れているようです。
ギター:Fujigen Expert OS
アンプ:Peavey 6505 MH Japan Edition (Pre-amp)
キャビネットシミュレーター:DigiTech CabDryVR
DS-1とSD-1ではバイパスの仕組みがちょっと違うので、同じようには行きませんでしたが、C8を交換する前に比べると良くはなりました!
DS-1のほうはトゥルーバイパスで使われる機械スイッチ(3PDT)をそのまま電子スイッチ化したような回路になっているのですが、SD-1はちょっと、いや相当昔(笑)の機械式スイッチのものと同じような回路になっていますね。それでも、そんなにバイパス音がおかしくならないのはさすがです!
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