”アナログ” or "デジタル" コーラス? -- BOSS CH-1
最近は使っていないのですが、たまにはアナログコーラスを使いたいなと考え、何年か前にBOSSのCH-1 "Super Chorus"を購入しました。
最近ふとしたところでネットの記事を見つけたのですが、最近のCH-1は”アナログ”ではないというのです!!
さて、自分のCH-1はどうだろう?ということで裏蓋を開けてみることにしました。
裏蓋のラベルで”アナログ”CH-1か"デジタル"CH-1かわかるみたいです。なんか嫌な予感。。
プリント基板は今どきのレジストが施してありますね。
なにやらSOPのICを発見。
ICの刻印には「ES56028S」と書かれています。
これをネットで調べてみると、メーカー名は知らないのですがERSOという中国の会社なんでしょうかね。データーシートによれば、”Echo Sound Processor"となっていて、いわゆるカラオケマシーンとかで使われるエコー用のICなんですね。
コーラスはエコー(ディレイ)にモジュレーションをかけて作れるのですが、このエコーICもモジュレーションはかけられるようになっていてコーラスとして使えるようになっていました。
やるひといないと思うけど、改造すればディレイタイムとかも変更できそうですね。
3つの入力(DEL1, DEL2, DEL3)の値を変更すれば、ディレイタイムが20.5msecから163.8msecまで変えられるようです。
コーラスペダルはアンプのエフェクトループに入れるのですが、バイパス音が変化してしまうのが嫌なので最近はtc electronicのフランジャーをTone Printでコーラスに変更して使っています。
空間系のペダルはバイパス音が変化しないやつのほうがいいな。。
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