IR - インパルスレスポンス作成♪
今日はLogic ProのImpulse Response Utilityにてギターアンプのインパルスレスポンスデータを作成しました。
というのは、いままでギターをサイレントレコーディングするときには、DigiTechのCabDryVRをエフェクトループに入れて録音していました。いろんなキャビネットが使えて、更にSizeパラメーターで調整できるのが面白いのですが、元の音が6505 MHのプリアンプしか通っていないので、DAW側でいろいろやってもパワーアンプ(パワー管)を通った真空管アンプならでは音にはなかなか近づけませんでした。
それならば、パワーアンプ部とスピーカーを通ったインパルスレスポンスを作成しておき、エフェクトループの生音を録音しちゃえば、Logic Proでアンプ+スピーカーを通った音が再現できるのでは?と考えました。
Logic Proにはインパルスレスポンスを利用したリバーブ、「Space Designer」なるプラグインがついているのですが、このプラグインで利用できるインパルスレスポンスを自分でも取り込み作成できるのです。最近知ったんですが...(汗)
取り込み手順は、こちらの「Impulse Response Utility」でオーディオを録音するにて書いてありました。
簡単に言えば、サイン波を低い周波数から高い周波数までスイープさせて、その時スピーカから再生された音を録音して、IR Utilityにてインパルスレスポンスデータを作成するようです。手順的にはどのユーティリティーでも同じかと思います。
アンプはPeavey 6505 MH Japan Edition、スピーカーキャビネットもPeavey 6505-J (112-Guitar Cabinet Japan Edition)、マイクは当たり前なSM57を使いました。
オーティオインターフェースの出力からアンプのエフェクトループリターンにつないで、それをマイクで拾って録音します。アンプのアッテネーター設定は5Wにしてあんまりうるさくないそこそこの音量で録音しました(汗)
取り込んで、Deconvloveしたオーディオファイルの波形です。今回作成するものはリバーブなどではないので、Reverve Timeの設定は1.0sとしました。実際には編集で0.25sぐらいに切ってしまってます。残響を拾わないのであれば、多分このぐらいの長さでいいんだと思います(汗)
こちらはEnergy波形。Denoiseにてノイズを削除しています。
これはSpectrumです。見方がよくわからないですが、見ていて気持ちはいいです(笑)
早速MSDI出力と、エフェクトループ(プリアンプ出力)からの音にIRで処理したものを比較するための動画を作成しました。比較して聴いていると、MSDI出力もリードトーンでは十分に使えそうなので、使い分けあるいは両方をミックスしてギタートラックを作るといい気がしてきました(^^)
<<追加>>ついでに、というかこちらを先にやらなければならなかったのですがマイクで録音したものとプリアンプ出力をIRで処理したものの比較動画も作りました。自分にはほぼほぼ同じに聴こえます(汗)
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