Final Cut Pro 10.3 & Mac Pro パフォーマンス計測
昨日、Final Cut Pro Xで30分、20分x2の動画をH.264,MP4で書き出しをしたのですが、1本のファイルを書き出すので3時間ぐらいかかっていました。
もしかして、マシン、アプリの設定でパフォーマンスに問題があるのでは?ということで、Final Cut Proのベンチマークテストをやってみました。
Final Cut Proのベンチマークテストについて探していると、BruceXなるものが見つかりました。ちょっと古いですが、こちらでそのやり方と結果比較が載っています。
「BruceX: Try this new Final Cut Pro X benchmark」
https://blog.alex4d.com/2013/10/30/brucex-a-new-fcpx-benchmark/
早速自分のMac Proでも試してみました。
本体:Mac Pro Early 2008 (MacPro3.1)
ビデオカード:NVIDIA GeForce GT 710
メモリ:16GB
OS:Mac OS X 10.11.6 (El Capitan)
アプリ:Final Cut Pro 10.3.4
BruceXベンチマークはxmlファイルを読み込むだけでちょっとしたムービーができるようになっていました。これをマスターで共有して、書き出しが終わるまでの時間を測定するというものでした。
自分のMac Proでは98秒かかりました。
https://blog.alex4d.com/2013/10/30/brucex-a-new-fcpx-benchmark/ より参照
ベンチマーク結果と照らし合わせると、GeForce GT 750Mを積んだMacBook Proよりちょっと遅くて、ストックのMac Pro Early 2008よりは速くなっていることがわかりました。
もしかしたら、ストックより速くなっているのはビデオカード(GPU)のおかげかも知れないので、今のGT710より更に速いものを使えばその分書き出しが速くなるのかもしれませんね。アクティビティモニタで監視していると、書き出し中のCPUの使用率はそれほど上がりませんでしたので、速度に関してはGPUが効いている気がします。
ただ、普通に自分が録画したファイルだとCPUの使用率がめっちゃ上がるので、GPUは関係ないかもしれませんね。
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