PCモニター買い替え検討 (BenQ, EIZO)
(BenQ HPより)Apple M1 (アップルシリコン)チップ搭載のMacBook Pro or Airの購入を考えていたら、ディスプレイモニターも更新したくなりました。
いまのモニターは24.1インチ、EIZO FlexScan SX2462Wというもので10年前くらいに10万円ちょっとで買ったものです。当時はまだ少なかったIPSパネルで色域Adobe RGBカバー率99%、そしてEIZO EasyPIXなるカラーマッチング(キャリブレーション)ツール対応ということで発売してすぐに飛びついて買いました。たしか当時はApple純正シネマディスプレイを使っていたのですが、壊れて困っていた気がしてます。
これはこれで、10年使った割には未だにキャリブレーションが効くし、大きさも自分のデスクにちょうどよい大きさでそこそこ満足しています。
ですが、最近のMacBook Air 13インチはディスプレイ解像度がWQHD (2,560x1440)と今の2462W のWUXGA(1,920x1200)を大きく上回っています。
なので、MacBookの外部モニターとして使おうとするとちょっと物足りないのかも?って気がしています。正直いまのMac Pro (Early 2008)より現行のM1 MacBookのほうが性能がうんと高いので、MacBookを買ったらそっちのほうがメインになりそうな気がするのです。
そこで、くたびれたモニターを買い換えようと思いいろいろと検討をはじめました。
候補のスペックとしては、
・画面サイズ:24インチ〜27インチ
・画面解像度:1,920x1200以上
・対応色域:sRGB 100%、できればAdobe RGB 99%
あたりで探してみました。
何も考えなければとりあえずEIZOのColorEdgeシリーズを購入すればいいのですが、金欠の身にとってもう10万円以上のモニターは買えません。
そしたら最近、BenQという台湾の液晶、プロジェクターメーカーを知りました。写真編集、クリエーター向けディスプレイを多く発売しているようです。価格的にはEIZOの半額?ぐらいで買えちゃいそうです。
BenQから良さそうなものを探してみると
1. 写真編集向け(カラーマネージメントモニター)
SW270C
27インチ Adobe RGB 99% 対応 USB Type-C搭載 写真・動画編集向けカラーマネジメントモニター SW270C
・27インチ WQHD (2560 x 1440) の解像度
・Adobe RGB99% / sRGB・Rec.709100%、DCI-P3/Display P3色域97%までカバー
・60W給電可能なUSB-Type C 搭載
(BenQ HPより)
SW240
24.1インチ Adobe RGB 99%カバー 写真編集向け 16:10 カラーマネジメントモニター SW240
・Adobe RGB 99%カバー
・アスペクト比16:10
・ハードウェアキャリブレーション対応
(BenQ HPより)
2.クリエーター、デザイナー向け
PD2705Q
PD2705Q | Macbook Pro・動画編集向け WQHD HDR10 対応デザイナーモニター
・HDR10対応
・USB Type-C 搭載(65W給電)
・sRGB 100%カバー・Delta E ≤ 3
(BenQ HPより)
PD2500Q
25インチ 2K WQHD デザイナー向けモニター PD2500Q
・2K QHD (2560x1440) 高解像度
・100%の色精度: カバー率100%のsRGBとRec. 709を提供
・専用のデザイナーモード: ディスプレイ設定をカスタマイズした暗室、CAD/CAM、およびデザイン (アニメーション) の各モードにより精度と生産性が向上
(BenQ HPより)
上記4つのモニターすべてsRGBについては100%カバーしているので、普通に使っている文には困らなそうです!
あとは大きさと値段。Amazonにて調べてみると、
・SW270C 89,090円
・SW240 45,273円
・PD2705Q 49,597円
・PD2500Q 36,162円
(2020/12/31調べ)
スペック的にはSW270Cが一番いいのですが、値段もつられて高くなっています(笑)
カラーマネジメントモニターはハードウェアキャリブレーションにも対応してい色合わせするには非常にいいのですが、自宅のプリンターはカラーマネージメントに対応していないので、そこそこちゃんと色があっていればそれほど問題にはなりませんでした。そうなるとsRGBにしっかり100%カバーしているデザイナー向けシリーズでもいいかな?って思えてきました。
実は、EIZOの最安のカラーマネージメントモニターであるCS2410でもsRGB100%をうたっていますので、sRGBでもしっかりと発色できれば問題ないんじゃないかと思えてきたのです。
3.EIZO カラーマネージメントモニター
24.1型カラーマネージメント液晶モニター オープン価格
EIZOダイレクト販売価格:¥49,800(税抜)販売価格(税込) ¥54,780
・写真・イラスト・Web制作に。
・テレワークも快適な
・ColorEdgeベーシックモデル
(EIZO Webサイトより)
変な話、今と同じ24.1型、WUXGA(1920x1200)モニターで満足できるのであれば10年間EIZOモニター使った経験からCS2410一択なんですけどね。Apple純正でも4〜5年しか持ちませんでしたし。ハードウェアキャリブレーション、ムラ補正技術、sRGB100%、ほか5年保証とか。
ただ、専用キャリブレーターEX4 (datacolor SpyderのOEM)の値段が18,000円とちょっとお高い。あと3,000円ほど出せば本家のSpyder X Proが買えちゃうという。。。
でもやっぱり人は欲張りなもので、もう少し大きな解像度でみてみたいのですよ。写真編集以外でもMacは使うわけで、ワークスペースが広がると、Logic ProやFinal Cutなども作業がしやすくなる、はずです。
ということで、いま第1候補になっているのはBenQのPD2705Qなのです。
●気に入ったところ
・WQHDの27インチだが、ベゼル(枠)が薄いおかげでなんとか今のデスクに設置できそう。
・USB-C接続対応。USB-Cケーブル1本でMacBookと接続できて、さらにMac本体の充電までしてもらえる(PD対応)商品説明にも”MacBook Pro・動画編集向け”と書いている。HDMI接続となると、HDMI変換&給電してもらう&モニタとUSB接続するためのアダプタが必要になる。(Apple USB-C Digital AV Multiportアダプタが必要)
・価格も税込み50,000円以下と、EIZOのCS2410より安い。
●心配なところ
・EIZO FlexScan 2462Wは10年使えたが、BenQは大丈夫か? いちおう PD2705Qは3年保証がついていますけどね。
PD2500Qは25インチ、35,000円と価格もサイズもお手頃なのが魅力なのですが、発売が古いのが心配なのと、字がかなり小さくなっちゃいそうです。この手の液晶モニターは進化が速いので、3年前の発売というのはやっぱり気になります。後継機種出ないかな?
BenQのカラーマネージメントシリーズ(SW)については、いろいろな媒体にて(貸出をして)レビューされているのですが、デザイナー向けシリーズ(PD)についてはほとんど見つけられません。価格的にレビューしてもらうほどのものでもないのかな??
ここまでずらずらと書きましたが、モニターはMacBookを手に入れてからなので、もう少し調査してみようと思います。
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