BOSS SD-1 買ってみた、そしてちょっとだけ改造!

なんとなく、エフェクターをモディファイしてみたくなったので、中古のBOSS SD-1をセカンドストリートにて買ってきました。

新品のSD-1は表面実装で基板が作られているということで、あえて改造しやすい中古品を購入しました。

早速、中を開けて基板を確認。

しかし、音を出そうとして裏蓋を閉じると、エフェクトONで音が出なくなりました!!

再度、裏蓋を開けて基板を動かすとあら不思議音は出ます。でも基板をケースに押し込むと音が出なくなります。バイパス時は音が出るので、ボリュームとの配線が接触不良を起こしているようです。基板側の端子部分を改めてハンダを盛りつつ温め直したら治りました。

この個体は2007年あたりに製造されたものらしく、配線材が少し硬化している感じです。なので、何度も開けたり締めたりするとまた接触不良や断線が起きるかもしれません。次に不具合が起きたら、配線を引き直そうかな?

2日ほど、ノーマルを楽しんだので、SD-1を改造します。

改造ポイントとしては、まずはバイパス音。これは以前から気に入らないところの一つです。もちろんTrue Bypassなんてものがない時代には、気にならなかったんですけどねw

あとは、SD-1の低域がグチャッとした感じをもう少しスッキリさせたい。

手持ちにないパーツは、秋月電子通商に注文しました。

早速、部品を外しました。IC(オペアンプ)は後で交換できるように、ソケットをつけます。

オペアンプ、アルミ電解コンデンサ2個、フィルムコンデンサー1個を外しました。

ちなみにオペアンプはJRC 4558DDがついていました。選別品ですね!

いきなり交換終了!!

緑色はオーディオ用とうたっている電解コンデンサー(緑色)

フィルムコンデンサーはメタライズドポリエステルフィルムコンデンサー(黄色)に交換しています。

改造箇所:

C7 オーディオ用電解コンデンサ1uF

C10 オーディオ用電解コンデンサ2.2uF

C9 メタライズドポリエステルフィルムコンデンサー0.47uF


バイパス音も改善するようにもしたので、まずはその比較。

SD-1(バイパス音)とダイレクトの比較です。

前半はダイレクト、後半はSD-1のバイパス音となっています。やや劣化は見られるものの、気にならない程度には改善されました。アンプはクランチに、演奏は出音で差が出ないようルーパーを使いました。


次は、エフェクトONの比較です。本来ならばストックのSD-1と比較するのがいいとは思いますが、それは持っていないので回路がそっくりと言われているMXR ZW-44と比較してみました。ストックのSD-1はZW-44に比べると低域がグチャッとした感じがありましたが、それがなくなりました。録音して聴いてみると違いはほぼわかりません。

つか、ZW-44ってSD-1に比べてずいぶんと高かったんですが。。。改造しなければよかったのかな?ww

今回の改造に関しては、こちらのブログを参考にさせていただきました。

ありがとうございます!

ぴゅあ☆ぴゅあ1949 ”BOSS バイパス音質の改善方法”

http://blog.livedoor.jp/k_guncontrol/archives/50218319.html

Orange Music -- きっちゃんDEどうでしょう?

Orange Music -- ギターも弾きます、音楽製作します、レースもやります(^-^ゞ

0コメント

  • 1000 / 1000